猫の喉の「ゴロゴロ音」を徹底解明② ゴロゴロ音は人の健康にいい

猫のゴロゴロ音の効果、まずは骨など肉体に関わる報告や論文をいくつか見ていきましょう。宇宙飛行士から更年期を過ぎた女性まで、猫のゴロゴロ音による治療効果が期待されているようですよ。

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猫のゴロゴロ音の周波数

前回の記事でも猫のゴロゴロ音の周波数は20~35ヘルツ(Hz)であることをお話ししました。これは、人が聞こえる限界に近い低さの音になります。

これらの低い周波数の振動は、体の表面から深部への浸透性が非常によいことが実験によってわかっています。そして、その周波数の振動は、骨の健康維持に重要である可能性が指摘されており、特に更年期以降の女性の骨粗しょう症の治療や骨折の治癒に有効ではないかと考えられています。また、筋肉や骨の健全性を維持してくれるだけでなく、疼痛・浮腫・怪我・呼吸困難の治療にも効果があると言われています。
参考:Transmissibility of 15-Hertz to 35-Hertz Vibrations to the Human Hip and Lumbar Spine: Determining the Physiologic Feasibility of Delivering Low-Level Anabolic Mechanical Stimuli to Skeletal Regions at Greatest Risk of Fracture Because of Osteoporosis



宇宙飛行士にも猫のゴロゴロ音が必要?

宇宙飛行士は、無重力の世界で生活していると筋肉も骨も弱くなってしまい、長期間の宇宙滞在の後には立つことすら困難になってしまうこともあるようです。

NASAはこの現象の予防法を研究する中で、筋肉を使っているときに出る低周波に眼をつけました。NASAの研究によると、筋肉を使っているときは約30Hzの非常に低い周波の機械的刺激が出ているということです。猫のゴロゴロ音と同じくらいの周波数ですね!そして、この周波数の低い微弱な振動が、骨の成長に作用しているとのではないかと考えて研究を行っています。筋肉の振動による低周波が、骨の密度を低下させるのを防ぐ可能性が高いと思われています。この研究では、宇宙空間で低周波を当てることで、骨が弱ってしまうのを防ぐことができる可能性が期待されています。
参考:Good Vibrations
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ベッカムが骨折治療に使ったという話は微妙・・・

猫のゴロゴロ音に関しては、2002年のワールドカップの時に、イングランド代表のデイビット・ベッカムの骨折の驚異的な回復にも、同じような低周波が使われたのではないかという記事を書いたブログが多くあります。ただし、その情報に関しては、英語記事を含めてソースが見当たりません。ベッカムが超音波治療を使ったというニュースソースはあるので、それを誰かが勘違いして低周波と書いたものが広まったのではないかと思います(ソースがある人は教えてください。。。)。


まとめ

ベッカムの話は別として、猫のゴロゴロ音が骨の健康にいいということは科学的認められています。特に骨折中の人の骨折治癒の促進や、骨が弱ってきた高齢者の方の骨の健康維持に猫のゴロゴロ音が役立つ可能性もあります。将来的には、宇宙飛行士のお供に宇宙飛行猫が活躍するようになるかもしれませんね!

猫をご機嫌にさせて、ゴロゴロ言ってもらうことは、猫とのコミュニケーションだけでなく、飼い主さんの健康的な生活のためにもなるかもしれませんね!
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